美人過ぎる政治家と言えば、青森・八戸市の藤川優里市議が有名だが、彼女は完璧すぎて僕ら庶民にはちょっと近づけないオーラが出てしまう。しかし、今回直撃した大阪府・寝屋川市の吉羽美華(29)市議は、とても親近感を感じる美人市議である。 先日開かれた吉羽市議の後援会パーティで彼女に直撃してみた。
Q)昨年写真集を出したんですが、その制作費はどうやって調達しました?また、売る上げはいくらでしたか?
A)1冊1000円で販売させていただいています。制作費との差額である約500円を政治資金として使わせていただきます。もちろん政治資金の報告はちゃんと行っております。写真集は、自費出版と同じような形で、チーム448として作成し、昨年700冊ほど販売しました。現時点で20万円ほどの寄付をいただいている計算になります。これをもとに、「若者の政治への関心を高め、日本の未来を支えるためのプロジェクト」を検討中です。3月1日からスタートできるように、チーム448で作戦会議中です。
Q)写真集の出版に至った経緯についてですが、やはり市議の給与だけでは、議員活動や私生活が難しかったんですか。
A)私は報酬や経費については、オープンにしています。報酬額約65万円に対して、振込んで実際にいただく額は、約40万円です。その中から、健康保険・
国民年金を納めます。また、政務調査費では計上できない経費もたくさんあります。寝屋川市では、政務調査費8万円ですが、会派ルールで個人支給は6万円です。また、事務所の維持管理費だけで10万円程度かかります。出張費は月平均5万円程ですが、これも実費です。その他、事務所のスタッフもおりますし、手元に残るのは、10数万です。この中で、生活費や交際費などを捻出しますし、次の選挙のための貯金もしなくてはいけません。
| ▲ 大阪で開かれた後援会で写真集を手にして満面の笑みを見せている吉羽美華市議 ©匠幸田/JPNews |
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Q)大変ですね。 A)私のような独身の議員であっても、思いっきり活動するには、とても厳しい現状があることを国民の皆さんに知っていただきたいと思っていました。国会議員とは何もかもが違います。国会議員は職業議員を許し、地方議員は職業議員を許さないのか?ということにもなりかねません。この現状では、有能な若手の地方議員がなかなか出てこないと思います。 また「政治と金の問題」は、いつの時代もなくなりません。寄付を受けることが難しい地方議員が、この問題に一石を投じるには、少しは話題になることをしなくては!という使命感もございます。実際に、発行、周知、配送の手間を考えれば、お金集めの目的だけでは、今回のような写真集を出すことは無理かも知れませんね。
Q)Web上で藤川さんと撮った写真も拝見しました。青森・八戸市の藤川優里市議の様なタレント活動はどう思われますか?
A)対談をさせていただいた藤川議員や倉田議員は、以前からTV出演があったり、雑誌への掲載があったりと伺っております。その分野で全くの素人である私にもお声をかけていただいたことには本当に感謝しております。政治家としての本来の仕事に影響を与えるような活動は、控えるべきですが、知名度が上がることは、私の活動に目を向けてくださる方が増えるということなんですね。 政治家として、発言などにも一層責任感をもたなくてはいけない!と強く思ったら、同時にブログなどを通じて積極的に情報発信して行くことはプラスになると思います。また、メディア関係の方との出会いや、人間関係の中で、教わることもたくさんございます。他の業界の方とご一緒させていただけることは、新鮮でかつ、刺激になり、また政治にもその様な経験を活かしていこうと思います。 広い視野、情報発信力を持つことは政治家にとって必要不可欠でありますが、実は、それが一番難しい。ただ目立つだけではなく、その中に「現在の政治にモノを申す!」というメッセージをしっかり込めたいものです。
Q)ブログやHPでの議員活動やタレント的な活動も一般的になりました。中には踏み込んで収支なども掲載している議員もいますが、アメリカでは当たり前のネット選挙、ネット個人献金が今後日本でも広まると思われますか。
A)政治家の中でも、ブログは確かに広まっていていると思います。しかし、更新頻度が乏しい議員が多く、ブログの意味を成してないように感じることもございます。政治家のブログは、カタイものが多く、皆さんに興味を持っていただけるのかな?って、疑問に思うこともあります。 私のブログは、日常の活動や感じたことを、なるべく話し言葉で、親しみを込めて書いています。ホントに皆さんに話しかけるように。そして、たまに思想的なことや、政治的な発言もさせていただきます。偉そうなことばかり書くことは、私の性格では難しいので。 先のフォトブックの販売時にもネット献金を導入したかったのですが、現在の日本のシステムでは、国会議員、党の支部長などでなければ、ネット献金のシステムにすら参加できません。日本の場合、「政治(政治家)」へのイメージが良くないことも広がらない要因でしょう。このままでは、ネットを広く使うことに関しては、日本ではなかなか進まないと思います。法改正が実現しても、不具合が生じて、フリーズしてしまうと思います。また、使いこなすことが出来ない議員からの反発も大きいでしょう。
| ▲ 会場には、吉羽市議の写真集がずらりと並んでいた。 ©匠幸田/JPNews |
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| ▲ 支持者たちと「頑張ります!」と叫ぶ吉羽市議 ©匠幸田/JPNews |
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Q)吉羽さんは、テレビ出演についての賛否から、小泉チルドレン、小沢ガールズ、国会議員、地方議員などで「目立つ」方法論についてブログに綴ったりしていますが、そういう観点からみて「リスペクト」されている方はいらっしゃいますか? A)残念ながら、おりません。目立つ観点ではもちろんのこと、政治家としてパーフェクト!と思う、尊敬できる方や憧れる方は、まだ出会っておりません。将来的に、「ヨシバみたいな議員になりたい」という若者が出てきてもらえるような存在になりたいです(笑)。
Q)吉羽さんのブログをみると「雑草のアタシが風に吹き飛ばされないくらいの大木になってやろーぢゃないか」、「みんなと同じ感覚でいられる自信があります。これは絶対に約束出来ます」という記述を見かけますが、雑草には雑草、大木には大木の生き方や役割があり、それぞれ住む世界が違うと思います。どういう意味でそのような書きこみをしたか。また、吉羽さんが大木になるとしたら何がしたいのか?教えてください。
A)まず、私は、「国民目線で……」、「市民目線で取り組みます」というフレーズには、嫌悪感を抱きます。そのフレーズを使う時点で、もう視線がズレているということです。私は私の目線で自信をもって取り組んでいきたいと思います。 雑草も、大木も住む世界は同じです。同じ酸素を吸って、水を得て成長するし、光を求める。生命を得た存在ですね。まったく同じだと考えます。しかし、役割は違うでしょう。議員として活動をさせていただいている限り、足元のことだけに目を向けていてはいけません。道路やを直したり、生活保護をつないだり。これは厳密に言うと、議員の仕事ではありません。 大木となり、遠い未来もしっかり見なくてはいけない。そして足元には、しっかりと根を張らなくてはいけません。また、大嵐の時には、みんなを守らなくてはいけません。鳥たちが集い休める大木。交流の場となる大木。逆風や知覚変動が起こっても、筋を通し、信念を曲げない大木になりたいという気持ちでそのようなことを書きました。
Q)国を変える方法として「正当な国を変えたい」という信念があるのであれば、議員ではなく、タレントとして生活し、ボランティア活動する方法ではいけないのでしょうか?地方議員や国会議員など政治家である必要は何ですか。
A)憲法や条例を制定、廃止を行うには議員である必要があります。政治家として、正していかなくてはいけない問題も山積しています。また、一般的にイメージの良くない存在である議員のイメージを根本的に変えるために、そして政治への関心を高めるために議員である必要があると考えます。 また、今から私が世の中を変えるほどのTVタレントやスポーツ選手になることは難しいでしょう(笑)。例えば、サッカーの中田英寿さんや、女優の藤原紀香さんは、多くの活動をされていますし、影響力も大きい。逆にこのように既に立派な活動をされている方は、議員になってしまうのはもったいないと思います。議員は、自由に大きく活動することが制限されてしまいますから。 仮定の話ですが、もしも私自身が今後の人生の中で、議員でなくても素晴らしい活動ができる環境に巡りあえたら、議員という職にはこだわりません。また、個人的な感覚ですが、議員は超長期する仕事ではないと感じています。長期政権が腐敗してしまうのと同じ感覚です。
Q)今後の予定で、企画および検討している事、つまり参議院選挙立候補など吉羽さんの考える”目立つ”方法があれば教えてください。 A)今後も、地域にこだわり過ぎない活動を行いたいと思っています。寝屋川市のことは大好きですし、手を抜くことはしません。しかし、「井の中、バケツの中の、柄杓の中の蛙になってはいけない」と常に考えています。国の動きにも常に敏感でなくてはいけないと意識しています。 具体的なことを言いますと、3月からNEWプロジェクトを立ち上げます。選挙活動ではなく、本当の「政治活動」です。若い世代の仲間たちと寝屋川市を飛び出し、暴れてみようと企画中です(笑)。 参議選挙についてもよく質問を受けるのですが、党からそのようなお話は一切ございません。また、根本的に年齢が足りません。どんな状況であっても、慣例にとらわれない、新しい感覚で思いっきり、頑張っていこうと考えています。 30分間にもわたる直撃にも終始笑顔で答えてくれた吉羽議員。美人政治家としてカテゴライズされがちな彼女だが、意外としっかりした考えを持っていることがよくわかった。彼女の政治家としての未来が楽しみである。 |